『電子処女が現れた!コマンド!?』感想

概要

タイトル:電子処女が現れた!コマンド!?

メーカー:あかべぇそふとつぅ

発売日:2020年04月24日

プレイ時間:約3時間30分

感想

 Etuberで電子生命体(宇宙人)のカナタが画面から出てくる貞子スタイルで主人公の元に現れ、共に過ごす内に相思相愛になりめでたしめでたしという内容。Etuber要素は皆無、ストーリー自体もあって無いようなものでカナタとのイチャイチャを楽しめるかが全て。

 そのカナタがとにかく可愛い。上記の通りカナタは宇宙人なので人間の生活を全く知らずカルチャーショック(ギャップ?)が満載。ご飯もトイレも未知の世界で、全てに対し新鮮な反応をしてくれる。日常の些細な事でも目を輝かせてくれるためついニヤけてしまう。

 この可愛さを表現する上で重要なのが表情差分の細かさと丁寧さ。1文毎に喜怒哀楽、様々な感情表現がダイレクトに伝わってきて、今カナタが感じている全てを受けられる。基本的にボイスは途中で飛ばしてしまうが、つい最後まで見たくなる。聞くだけじゃなくアクションを見て楽しめるのはとても良かった。

エッチシーンについて

 主人公と共に電脳化出来るため制服、水着、野外、尻壁など意外とシチュエーションは豊富。とは言えオーソドックスなシーンが多いのでエロ的には弱く感じた。イチャラブモノなのでそこは仕方ない。

 お気に入りはEtuberの衣装を纏ったバックのシーン。スラッとしたボディラインと横乳のコンビネーションは強い。

おわり

 キャラクターの可愛さしか無いがその武器をちゃんと使おうと工夫が施されている点は素晴らしい。表情差分の使い方でこんなプレイ体験が違うのかと、改めて絵の効果を思い知った。